• 『店長がバカすぎて』早見和真 読了
    発行:2019年7月18日ライトな感覚でサクッと読めます。でも本を読書を愛する人の心が溢れて居ます。また同時に現在の出版社から本の流通、書店販売が抱える問題の数々も炙り出してくれます。さて次はどの本を手に取ろうか?...
  • 2023年5月の歩行記録
    あっと云う間に5月も終わり6月に入りました。 全般的に低調な歩きの5月飛びぬけて多い一日は6月に仲間で参加するリレーマラソンイベントの練習日だった日。しかし慣れぬ事はするものではありません。 翌日から股関節が痛みまだ続いており全体的には歩行を妨げる様な感じになってしまった。6月19日当日果たして出場は可能かしら?平均体重は4月と全く変わらぬ数値ですが、傾向が良くないねぇ。。後半増加傾向で梅雨に突入です。...
  • 『ザリガニが鳴くところ』ディーリア・オーエンズ 読了
    発行:2020年3月15日全米500万部突破の大ベストセラーの翻訳本です。著者は数々の研究実績を残している著名な野生動物学者でその研究者70歳にして初の小説です。専門分野の自然動物の営み、観察が背景に存分に描かれていてアメリカ東南部の湿地帯の緑がむせかえる様です。同時に1950年代から70年代の南東部アメリカの田舎町に於ける人種差別や貧富や居住地による差別と偏見の実態も色濃く読み取れます。家族や地域から見捨てられた...
  • 『ぼくらに嘘がひとつだけ』綾崎隼 読了
    発行:2022年7月30日なんか連続して、人の才能を決めるのは遺伝子的要素なのか与えられた環境なのかという問いかけをベースにした本を読んだ。違う環境に生まれ落ちたプロ棋士を目指す2人の少年と2人を取り巻く家族の物語です。最近では親ガチャなる言葉があって生まれ落ちたる親の元、主に経済的な環境の違いには抗う術もないという様な覚めた言い方をする風潮がある。しかしこの言葉はやはり血は争えないと言う事を言うのか子が育...
  • 『同志少女よ敵を撃て』逢坂冬馬 読了
    発行:2021年11月25日第二次世界大戦の対独戦のソ連赤軍の女性狙撃兵小隊の物語。2021年の第11回アガサクリスティ賞大賞受賞作です。しかしこの時、現在のウクライナ戦争が始まる前である事が何だか複雑な気がします。この作品で描かれる侵略者はヒットラードイツで国家存亡を賭けて食い止めるソ連。しかし現在はコレが逆転している。戦争の最前線で繰り広げられる戦争の現実、悲劇。そんな事が淡々とではあるがリアリティを持って...

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